7T-08
バッテリレスセンサによる行動認識に向けた発電量と消費電力の検討
○前田 透,内山 彰,東野輝夫(阪大)
スマートフォンやウェアラブルデバイスを用いた行動認識では,複数のセンサを適切に組み合わせることで,多様な状況でも高い精度を達成できることが明らかになっている.一方,センサを複数利用することによりバッテリ交換や充電の手間は大きくなるため,現実的とは言いがたい.そこで我々は,環境発電によりわずかな電力を回収しながら駆動するバッテリレスセンサを用いた行動認識の実現を目指している.このため本研究では,回収電力とバッテリレスセンサの消費電力について,実機を用いた評価を行い,バッテリレスセンサを行動認識に用いる際のサンプリングレートやスリープ間隔について検討を行った.

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