7T-05
ユーザの移動制御を利用したモバイルデータオフローディング手法の提案
○安孫子悠,望月大輔(静岡大),斎藤隆仁,片桐雅二,池田大造(NTTドコモ),水野忠則(愛知工大),峰野博史(静岡大)
スマートフォンや多種多様なIoT機器の急速な普及で,モバイルデータ通信需要が増加しており,このモバイルデータ通信を効率よくネットワーク内に収容することが重要である.さらに,モバイルデータ通信では特定の地域で混雑する局所性がある.これに対して,スマートフォンや自動車に搭載されたIoT機器では地図アプリ等で事前に移動経路を取得可能であり局所性のある地域を迂回可能であると考える.本研究では事前に取得可能な経路情報を用いて,高負荷な基地局を経由する経路から低負荷な基地局を経由するように迂回路を生成することで,モバイルデータ通信需要の負荷分散を行う手法について提案する.

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