情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

現在IoTデバイスはそれぞれ通信方法を1つ持っている.今後は1つのIoTデバイスが複数の通信方法を持つと考えられる.開発者は適切な通信路やパラメータを設定するのが困難である.私たちは通信手段や経路の設定をフレームワーク化しIoTデバイスの適切な通信の振り分けを目指す.通信のタイミングとデータ量の時系列変化のパターンに基づいて適切に通信経路や手段を設定しようと検討している.今回IoTデバイスを分類して通信パターンを分析するために現状の通信パターンに着目し分類した.通信パターンは通信のタイミング,通信量,通信手段,信頼性,通信先の5つの要素の組み合わせでできる.また実際にIoTデバイスの通信パターンを分析した.