7S-08
都市Wi-Fiアクセスポイントの3次元位置データベース自動構築とその活用
○天野辰哉,梶田宗吾,山口弘純,東野輝夫(阪大),高井峰生(阪大/カリフォルニア大ロサンゼルス校)
本研究ではクラウドソーシングにより収集したWi-Fiアクセスポイント(AP)からのビーコンの観測データおよび電波伝搬シミュレータを用いて,都市環境におけるWi-Fiアクセスポイントの位置データベースおよび電波強度地図の構築手法を提案する.提案手法では,多くのAPは屋内に設置されていると仮定し,屋外を歩行するスマートフォンユーザによる複数地点でのビーコン観測データから,建造物表面上のAPの電波発信点の位置の候補を推定する.推定した電波発信点候補を用いて網羅的に電波伝搬シミュレーションを実施し,実際の観測データに最も一致する電波発信点位置を取得することでAP位置推定および電波強度地図の生成を行う.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会