7S-02
無線センサネットワークにおける柔軟な協調動作実現のためのルール拡張
○久場有紗,横田裕介(日本女子大)
無線センサネットワークにおいて、ホストPCを介さず、各ノードが観測結果に基づいて自身の動作を決定するような手法は、ネットワークの負荷軽減に有効である。本研究は、ノードの状態遷移によって動作変更を行うルール処理機構に変数を取り扱う機能を付与するよう拡張し、実現可能なアプリケーションの幅を広げることを目的とする。今回の実装では配列変数を用意し、各要素を個別の変数として利用するようにルール内で記述することで、変数の宣言や生成を簡略化した。また、この機能を用いる簡単なアプリケーションを試作し、その有用性を示した。

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