7R-06
妊娠糖尿病患者のための生活習慣記録管理支援アプリケーションの開発
○西川 奏(釧路公大),山内寿代(釧路孝仁会看護専門学校),皆月昭則(釧路公大)
本研究は,高確率で発症する妊娠糖尿病の妊婦への支援アプリケーションを開発した.女性の身体には胎児が宿ったことで胎内環境に変化が起こり,妊娠中期から後期にかけて高血糖・高血圧になりやすい傾向がある.機能化においては妊娠期の栄養摂取状態と妊娠週数における時系列変化においてインスリンが効きにくくなる.機能化では医療者による糖尿病療養指導,在宅妊娠糖尿病患者指導管理の観点や母性看護学の理論を用いた.支援機能では,妊娠期の生活習慣から出産まで血糖値を正常化するセルフメディケーションを期待し,在宅での血糖値・血圧のバイタル記録管理において,計測デバイスとの通信ペアリング機能を有した生活習慣改善アプリケーションとして開発した.

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