7R-05
植物収穫時品質や収量に関連する経時特徴量分析手法の検討
○水野涼介,柴田 瞬,峰野博史(静岡大)
近年,熟練農家の経験と勘による栽培技術を形式知化する研究が進められており,気象環境が植物品質に与える影響の分析が行われている.しかし,これまでは時間帯や生育状態が考慮されておらず,気象環境が与える経時特徴変化の分析が困難であった.そこで本研究では,同じ気象環境でも,植物に与える影響が時間帯や生育状態で異なることに着目し,経時データを特定の時間帯ごとに分割することで時間情報を重畳した高次元データを作成し,特徴量選択を用いて重要な特徴量を選別することで,植物の生育を考慮しつつ気象環境と収穫時品質や収量の関係性を分析する手法を検討する.

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