7R-02
侵入者の検知と家人の見守りを1つのセンサで実施するための研究
○水津雄大,藤川真樹(工学院大)
現在、独居高齢者の見守りと侵入者の検知は安価な赤外線センサを別々に設置することで行われている。上記のセンサでは、小動物と人間を区別できないこと、および、設置コストが増大するため、1つのセンサで2つの機能を持たせることが望ましい。本研究では、安価な距離画像センサ(Kinect)に「侵入者の検知」と「家人の見守り」を実現させることの可能性を調査する。具体的には、Kinectの適切な設置条件、分解能、取得データの正確性などを明らかにする実験を行った。その結果、距離データはおよそ1mm単位で取得できること、関節点の取得に成功した後はどのような姿勢をとっても関節点を取得し続けられることなどがわかった。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会