情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

目覚ましシステムとして、「朝の行動習慣」を利用するものを提案する。起床してからの行動習慣、たとえば部屋の照明を点ける、電気ポットの電源を入れるといった行動をユーザに順に行わせていくことで、確実に目覚めさせると同時に朝の支度を行わせる。起床アラームから、設定した行動順序で電化製品等を操作していかないと、目覚めていないとみなしてアラームが鳴動する。実現は家庭内の電化製品等の状況が管理できるスマートホーム環境を想定しているが、本稿では、パソコン・マイコン・家電製品を接続した簡易システムでコンセプトシステムを実装した。