7J-07
C++における型制約用メタ関数の簡略化
○滝 直也,森山甲一,武藤敦子,犬塚信博(名工大)
ジェネリックプログラミングにおいて、型引数を制約する型制約という概念がある。C++17までの言語機能のみで型制約を実現するものとして真理値を取得するメタ関数が知られるが、その記述には多くのメタプログラミングの知識が必要であり、複雑なコードになりがちである。それを解決するものとしてrequires式が提案されているが、まだ実装されていない。本研究では、requires式のアイデアを用いた関数として制約を記述することでメタ関数を簡略化する方法を提案する。いくつかの例で実装をして既存の手法と比較を行い、メタ関数の可読性の向上、及びコード量の削減を確認した。

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