7J-06
抽象構文木の双方向変換によるコードクローン管理に向けて
○相原崇弘,日高宗一郎(法大)
ソフトウェア開発において,コードクローンはソフトウェアの保守を困難にする原因であることが知られている.保守を困難にする理由としては,例えば,バグを含むコード片をコピーすることにより生じた,コードクローンにまたがるバグを,系統的に修正することが困難であることが挙げられる.本研究では,プログラミングにおける編集操作を変換と見做し、双方向変換言語によって記述することにより,一貫性を保持したコードクローンの系統的な編集を柔軟に行う機構の提案を目指している.本発表では,グラフ変換言語UnQL+を用いたクローンの並行発展の記述における,編集操作の選択的伝搬について述べる.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会