6ZE-08
非常時の電車内閉じ込めにおける相互扶助を促進するシステムデザインの改善検討
○八木涼平,北村尊義(立命館大),泉 朋子(阪工大),仲谷善雄(立命館大)
我々の国では、電車は重要な交通手段であり、世界と比較してもその安全性・正確性はトップクラスである。しかし、このように優秀な日本の電車であっても災害や、人身事故等を理由として緊急停止してしまう場合がある。その際、乗客中に体調不良、衰弱等の問題が発生する可能性がある。本研究では、このような際にシステムによりコミュニティを形成し、乗客同士で相互扶助を行う事で問題解決を促す。これにより問題への迅速な対応、乗務員の負担の軽減を目指す。また、本システムは緊急時の救援行動モデルを元に、必要となる機能、インターフェースを前段階研究の知見、KJ法によるブレインストーミングから導き出し、実際に電車を利用しシステムの評価を行う。

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