6ZE-05
地域の産科医療機関の集約化にともなう病院受診の長距離移動マタニティ支援アプリケーションの開発
○西川 奏(釧路公大),山内寿代(釧路孝仁会看護専門学校),皆月昭則(釧路公大)
北海道は国土の22%で,面積は東北6県を上回る広大な地方である.研究では,全国で最も産科の減少が進行している北海道内の地域のマタニティ(妊婦)への病院受診の支援を検討した.近年,分娩可能な産科医療機関の集約化・重点化が行われ,全国の地方・地域においても産科・分娩施設が特に減少しており,医療機関から離れたマタニティに向けた対応支援が急務である.病院における産科のシステム化は発展してきたが,一方で,緊急時の病院受診や定期検診前の母胎記録管理など在宅から病院までのマタニティに対する支援は十分ではない.本研究では,マタニティを中心に医療機関・行政・家族・地域の人々とのつながりを考慮したアプリケーションを設計開発した.

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