6ZD-07
視線情報の分析に基づくプログラミング教育支援システムの提案
○松本光稀,若原 徹(法大)
本研究では,初学者のプログラミング教育を支援するため,プログラミング教材を解く際の熟練者と初学者の視線の動きの違いを分析し,初学者にソースコード中で注目すべき箇所を適宜提示できるようなシステムの構築を目指す.本論文では,まず,初学者と熟練者を含む被験者にモニタに表示したプログラミング問題を解かせ,Eye Trackerを用いて視線情報を収集し,初学者と熟練者の視線のヒートマップの違いを明らかにした.次に,上記知見に基づき,ソースコード中で初学者が注目すべき箇所を適宜提示できるアプリケーションを開発した.最後に,新たに初学者を被験者として,本研究で提案するプログラミング教育支援システムの検証を行った.

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