6ZD-03
アンビエント指向基盤における問題解決サービスの設計と評価
○王  博,イクキ ビョウ,家入祐也(早大),中島 悠(東邦大),菱山玲子(早大)
 社会的問題解決において,情報基盤は有益な役割を果たせる可能性がある.本研究の目的は,多言語サービスを問題解決のためのアンビエントな情報基盤と捉え,実問題を解決するための方法論を提案し,これを実践から評価することである.研究では,グローバルな環境問題を対象として言語グリッドによる多言語対話を用いた2つの連続アプローチを評価した.まず,多言語対話環境での問題の論点整理のフェーズを経て,その論点に基づき実際に行うべきアクションを定めた.次に,多言語マルチメディア環境を用いた環境教育プログラムを提供し,教育プログラムを評価した.この方法論の評価により,アンビエントな情報基盤の利用技術の可能性を示した.

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