6ZD-02
待ち行列モデルを用いたスタディスキルにおける課題分割手法の提案
○鈴木一輝,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県大)
 大学入学から卒業までを通して,大学生が学ぶうえで必要とされる基本的な学びの技術(スタディスキル)が注目されている.スタディスキルは,学士力や21世紀型スキルにおいても重要視されている.本研究ではスタディスキルの1つである課題を分割して処理する方法に着目する.この課題分割法を用いると,一般に課題の処理に要する時間を短縮することができるといわれている.しかしながら,課題分割法において最適に課題を分割する方法については明らかにされていない.そこで本研究では,待ち行列モデルの解析を通して最適に課題を分割する手法を提案する.さらに,提案手法を,複数の課題を連続して処理するような場合に適用し,その効果を検証する.

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