6ZB-03
Virtual Realty システムにおけるモーション認識精度向上に関する検討
○山口裕大,佐藤和彦(室蘭工大)
室蘭工業大学では、2009年度にVRソフトウェアの開発環境である「仮想現実工房」が導入され、独自のVRシステムが構築された。先行研究により、このVRシステムにKinectを用いたモーション入力が導入されたが、十分な認識精度を得るに至っていない。本研究は、VRシステム上でのモーション入力の認識精度の向上を目的とする。精度向上の具体的な手法として、使用するデバイスを後継機であるKinect v2に変更し、新たなモーションの実装とモーションの認識に関するパラメータの調整を行った。本稿では、実装したモーションの有用性とパラメータの変更による認識精度への影響を確認するために行った実験の結果について報告する。

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