6ZA-08
感情・嗜好の動的更新による感性対話エージェントの親しみやすさ向上
○福田和彰,加藤昇平(名工大)
近年人々がエージェントと対話する機会が増加しており,親しみやすいエージェントの需要が高まっている.その実現のためにはエージェントの感情生成や性格の付与などが重要と考えられる.またこれらの要素に加えて,対話の進行に応じてエージェントの嗜好を動的に変化させることで,エージェントの個性化を強めるとともにユーザに自信が認識されている実感を与える.本稿ではユーザがある日の出来事について報告し,エージェントはユーザに対する好感度や現在の感情を考慮してユーザに同調/反目するように出来事の好感度を更新するシステムを提案する.評価実験として,感情/嗜好の更新の有無によるユーザが受ける印象の差異を検証する.

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