6X-05
Web上での議論におけるファシリテータの社会的存在感の影響に関する研究
○石田健太,伊藤孝行(名工大),奥原 俊(藤田保健衛生大)
Web上での議論において,大規模な人数による意見集約が課題となっている.先行研究では議論のマネジメントを行うファシリテータを導入することで,適切な議論進行を導くことができるとしている.しかし,ファシリテータの存在が議論を円滑にする根拠は明確に示されていない.
本研究では,Web上での議論におけるファシリテータの社会的存在感が,議論進行や議論結果にどう影響を及ぼすのかを調査・分析する.ファシリテータの社会的存在感が参加者の歩み寄りを促進し議論を円滑にすると仮定し,参加者の議論前後の意見を単語の分散表現を用いてベクトル化することで,議論による意見の変化・歩み寄りを数量的に示す.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会