6V-06
LPWAと電子ペーパーを利用したスマートバス停の提案
○吉松彰宏,保下拓也,鈴木秀和,松本幸正(名城大)
バスの運行情報などを利用者に提供する手段として,電光掲示板を備えたバス停を導入することが挙げられる.しかし,このようなバス停の設置には電気工事や高額なコストが必要なため,設置場所が主要な駅や多数のバスが乗り入れるバスセンターなどに限定されている.そこで本稿は,従来のバス停より低コストで動的な情報を提供することができるスマートバス停を提案する.スマートバス停は屋外での視認性と低消費電力性に優れた電子ペーパーを使用し,LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークにより配信するバスの遅延情報に基づいて,バス停の時刻表をリアルタイムに更新する.太陽光発電で電源供給可能なため,電源工事が不要で導入が容易となる.

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