6V-02
V2X-DSRCを用いた衝突警告アプリケーションにおける収容台数増加のための受信信号強化と干渉電力削減方法の提案と評価
○平井健士,村瀬 勉(名大)
DSRCベースのV2Xを利用した衝突警告アプリケーションにおいて、全ての車・歩行者などのノードの通信要求条件を満足させることができる最大のノード台数(収容台数)を増加させることは、実用化のために非常に重要である。しかし、フレーム受信率が低いノードが存在すると、この要求条件を満たすことが難しくなり、収容台数が低下してしまうという問題がある。そこで、本稿では、フレーム受信率に深い関係のあるSINRを向上させるというアイデアのもと、2つのアプローチを提案している。具体的には、受信信号強化手法であるブロードキャストアシスト方式と干渉電力削減手法であるクラスタ通信方式である。本稿では、これらを組み合わせて、この問題を解決したことを定量的に示す。

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