6U-06
プログラム実行環境移送のための資源追跡機能のユーザレベルでの実現
○大西史洋,黒木勇作,横山和俊(高知工科大),谷口秀夫(岡山大)
クラウドコンピューティングは広域分散システムによって実現されることが多く、負荷分散のため、応用プログラム(以下APとする)の実行環境を別の計算機へ移送する技術が重要となっている。 APの実行環境を移送する技術として、移送対象が利用している資源および共有している資源を追跡する技術が提案されている。しかし、この技術ではOSを修正するため、OSのアップデートなどへの対応が難しい。また、対象となる資源が増加する実行時間が悪化する。本研究では、APが利用している資源を追跡する機能をユーザレベルで実現する。また、共有関係にある資源を追跡するアルゴリズムの高速化を図る。

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