6T-08
グループメンバー間でのすれ違い通信サービスのためのSocial DTN 構成法
○高須賀英紀,平井光一,高見一正(創価大)
インターネットの普及にともないPSN (Pervasive Social Networking)の環境が浸透してきている。しかし、日本では公衆無線LANの整備が遅れており、海外からの渡航者の通信エリアが限定され、いつでもどこでもグループメンバー間でメッセージ交換できない。また、ネットワークの途絶など劣悪な通信環境下でも信頼性のあるデータ転送を実現するための通信方式として、DTN (Delay, Disruption, Disconnection Tolerant Networking)が研究されている。しかし、DTNを構成するノードの参加手法についてはセキュリティの観点から、慎重に検討する必要がある。本稿では、SNS上のグループメンバーに限定してDTNを構成でき、グループメンバー間でのメッセージ通信を行うことができるSocial DTN Managerを提案し、Android端末で試作して確認した。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会