6T-06
言語の違いを意識することなくC言語通信ライブラリを利用可能とするラッパーの提案と実装
○清水一輝,鈴木秀和(名城大),内藤克浩(愛知工大),渡邊 晃(名城大)
ライブラリは処理速度や移植性の観点から,C言語にて実装されることがある.しかしながら,アプリケーションはC言語よりも抽象度の高い,高級言語にて開発されることが一般的である.高級言語からC言語ライブラリを使用する場合,一般的にはC言語ライブラリのAPIを意識して使用する必要がある.その際にC言語ライブラリのAPIが,呼び出し元の標準APIと使用方法が異なると開発負荷が高くなる.そこで本研究では,C言語通信ライブラリのAPIと同じ使用方法に加え,呼び出し元のプログラミング言語の通信用標準APIと同じ使用方法で利用可能とするラッパーを提案する.提案方式を通信ライブラリに適用し,動作を確認した.

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