6R-08
IoTデバイスの柔軟なホスト名自動生成手法の提案
○柳瀬知広,田中久順,鈴木秀和(名城大)
IPを利用して通信を行うIoTデバイスが普及し始めている.今後,IPv6ネットワークが普及することを想定すると,外部から様々な通信規格のIoTデバイスに対して通信を行うため,FQDNの設定が必要不可欠になると考えられる.しかし,既存のIoTデバイスはFQDNを動的に設定する機能を有していない.本稿では,既存のIoTデバイスの仕様を変えることなく,デバイスから得られる情報に基づいてFQDNを自動生成する手法を提案する.提案手法では,宅内に設置したホームゲートウェイが各種プロトコルを用いてIoTデバイスから情報を入手し,FQDNを自動生成する.生成されたFQDNはDNSサーバに登録され,ユーザはIoTデバイスのIPv6アドレスを意識することなく,通信することができる.

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