6Q-06
自律型アンドロイドのキャラクタ表現のための対話の振る舞い制御モデルの構築と評価
○山本賢太,井上昂治,中村 静,高梨克也,河原達也(京大)
本研究では,音声対話を通して自律型アンドロイドが与えられた社会的役割に適したキャラクタ表現方法を提案する.
これまでに,キャラクタを構成する外向性,情緒不安定性,丁寧さという3要素と音声特徴量との関係性を調査した.
印象評定の統計分析により,キャラクタ印象に影響する4つの音声特徴量が確認された.
この結果を用いて,アンドロイドに与えられたキャラクタに合わせて
発話量,相槌の頻度,フィラーの頻度,交替潜時の長さという4つの特徴量を制御するモデルを構築した.
印象評価実験を行い,本モデルを用いることで,外向性と丁寧さの要素ついてはキャラクタ表現の可能性が確認された.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会