6Q-05
初対面対話における好感の生成と発話構成要素の予測のモデル
○田中滉己,井上昂治,高梨克也,河原達也(京大)
音声対話システムとの対話をより自然で人間らしいものにするためには,人間が内面に持つ感情的な要素をシステムが獲得し,表現することが効果的であると考えられる.中でも「好感」は,対話への積極性や態度に大きく影響する重要な要素である.
本研究では,自律型アンドロイドERICAを用いた初対面対話練習システムを構築するため,「発話量」「韻律」「視線」「笑い」「相槌」「頷き」などの特徴量から推定される「話題への興味」や「対話エンゲージメント」などを元に,アンドロイドが対話相手に抱く好感を生成し,発話に含む要素を選択することによって好感を表現することを試みる.

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