6L-01
漸進的な集約ネットワーク距離計算と最短経路キャッシングに基づく地理情報検索アルゴリズム
○中山泰宏,佐藤秀樹(大同大)
複数の集約ネットワーク距離を評価関数の集合として,スカイライン点となる地理情報集合を検索するために,Batch LBC(Lower-Bound Constraint)アルゴリズムはソース関数の集約ネットワーク最近傍となる地理情報をスカイライン候補として,この候補に関する非ソース関数の集約ネットワーク距離が既存のスカイラインに優先(dominate)されるか否かを調べる。本発表では,Batch LBCの処理時間を改善するために,(1)非ソース関数の集約ネットワーク距離の漸進的計算,(2)最短経路キャッシュに基づく部分最短経路の再計算の回避,といった手法を提案する。さらに,これらの手法の有効性を実験により確認する。

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