6J-01
高水準言語を用いた量子回路生成手法の提案
○小松拓夢(金沢大)
 現在では,量子コンピュータに関する様々な研究が行われている.これは,既存のコンピュータでは時間のかかる計算が高速にできる可能性があるためである.その1つに,量子ゲート方式と呼ばれる量子回路を基に動く量子コンピュータがある.量子回路とは,量子ゲートをそれぞれ配置してどのビットにどの操作を行うかを表したものである.この量子回路の生成に高水準言語を用いて設計することにより,量子回路をハードウェアにあわせてスケーラブルに設計することを可能としていくことと,回路生成の手間の単純化を目指している.ここでは,C言語を用いてQASMで記述された量子回路の生成を行う事を目指し,ライブラリの実装を試みた.

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