6G-01
ワークシートとタブレット端末を使ったプログラミング的思考を育む教材の提案
○島袋舞子,小林史弥,久保友広,兼宗 進(大阪電通大)
 情報科学に関する小中高生を対象としたコンテストの1つとして、国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」がある。
 ビーバーチャレンジで出題された問題の1つに「虹色の玉子」がある。この問題は定義された玉子の染色操作に基づき、既に着色済みの玉子がどのような手順で染色されたかを問うものである。プログラミング的思考を育む良い問題であるが、染色操作が複雑であり、かつ各操作による玉子の変化が想像しにくいという課題があった。そこで染色操作を学ぶためのワークシートと玉子の変化を可視化するアプリケーションを開発した。本稿では開発した教材の概要と子ども向け情報科学イベントで試用した時の子ども達の様子を報告する。

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