6D-07
複数自律移動体における集団探索メカニズムの考察
○新居英志,北之馬貴正,安達直世,滝沢泰久(関西大)
近年,災害時などに要救助者を自律移動体により探索することが想定されている.災害時などは瓦礫やガス漏れなどにより人間が立ち入って作業することが危険であり,このような場合には自律移動体による作業は安全で有用であると考えられる.要救助者やガス漏れ箇所に対しては早急な探索が求められるが,要救助者などの目的箇所の位置は未知であり存在範囲も限定されていない.さらに,目的箇所を特定した後にその場で要救助者の救助などの作業を行う必要がある.以上より,目的箇所の探索・作業は複数の移動体により行う方が効率的であると考えられる.本研究では,複数の自律移動体に群知能を適用し,効率的な探索・作業を可能とする複数移動体における集団探索メカニズムを提案し,その有用性について考察を行う.

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