6A-04
非負値行列因子分解による顧客購買パターン抽出と顧客生涯価値予測
○蓮本恭輔,後藤正幸,雲居玄道(早大)
現代経営において顧客生涯価値(Customer Lifetime Value: CLV)を把握することは、マーケティング施策決定のみならず、企業戦略の策定において重要な意味を持つ。それは顧客生涯価値の大きさが将来の企業の収益を左右するからである。そのため多くの企業では顧客生涯価値の高い優良顧客を囲い込むべく様々な施策を行っている。実務レベルでは購買履歴から優良顧客を判別する手段としてRFM(Recency, Frequency, Monetary)分析が頻繁に用いられているが、顧客生涯価値を予測するための指標としてそのままでは不十分であることも指摘されている。本研究では非負値行列因子分解を用い顧客の購買パターンを抽出し、顧客生涯価値の予測に適用する手法について提案する。

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