5ZF-07
発達障害を持つ児童の生活支援のためのSNS的アプリケーション
○梅原 稜,角田 均(青森大),小久保温(八戸工大),加藤秀斗,田中志子,工藤雅世(青森大),坂田 令,坂本知英(リンクステーション)
 一昨年度より、発達障害を持つ児童に対して、ゲーミフィケーションを取り入れたミッション達成型・生活支援アプリケーションを開発、放課後デイサービスの協力のもとで実証実験を行っている。
 昨年度の課題として、ミッション達成の報酬がゲームの進行という形で固定化されていて、ゲームクリアに連れて効用が逓減する点、保護者がシステムに介入できない点、などがあった。
 今年度は、これまでの取り組みを踏まえ、報酬からゲーム要素を廃止、達成時の様子を施設支援者が写真に収め、SNSの要領で「いいね!」を投稿する事で、児童との活発なコミュニケーションを促し、「褒めること」そのものを報酬とした。
 また、レスポンシブデザインのWebアプリケーションとして再設計した事で、保護者も
自身のスマートフォンで、児童にいつでも「いいね!」をする事が出来るようになっている。

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