5ZF-05
イメージ描画による連想方法獲得支援システム
○浅尾知宏,小尻智子(関西大)
アイデアを導出する方法の一つとして連想がある。我々は普段無意識に連想しているため、連想方法を形式知として獲得できていない。その結果、アイデアを出さなければならない場面でうまく連想を活用できないことがある。本研究では自身の連想を表出化し、振り返ることによる連想方法の獲得手法を提案し、その手法を支援するシステムの構築を目的とする。
我々は連想する際、アイデアを言葉ではなく、イメージで抱くことが多い。このとき、連想前後のイメージの変化が連想方法を示唆していると考えられる。そこで、本研究ではアイデアを絵として描画することのできるインタフェースを構築することで、連想の表出化を支援する。また、描画された前後の絵の共通点を抽出し、ユーザにフィードバックすることにより、ユーザの連想方法の形式知としての獲得を促進する。

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