5ZF-04
研究活動リフレクションのためのアイディアマップ再構成支援システム
○鬼塚洋斗,小尻智子(関西大)
研究活動を進めるうえで,自身の研究を整理して振り返ることは,新たな課題を発見するために重要である.本研究グループでは研究を構成する要素とその関係を論理モデルとして定義し,要素ごとに導出したアイデアを論理モデルに沿ってマップ形式で整理することができるシステムを構築してきた.しかし,アイデア自体の記述方法については制約がないため,要素間の関係に対応していないアイデアが書かれてしまい,その結果整合性のとれていないマップが作成されることがあった.本研究では,対応がとれているべき要素を定義し,マップからそれらの要素だけ抽出して再構成させるシステムを構築した.自身の作成したマップを再構成することで,現在の研究で不足している箇所への気づきや,新たな研究課題の発見を支援する.

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