5ZD-05
3軸加速度センサを用いた高齢者の歩行能力解析と最適化に関する考察
○瀬尾敦生,香川聖雄,長尾和彦(弓削商船高専)
高齢者が健康に生活するためには、歩行能力の維持が重要となる。しかし、老化・運動不足により膝を痛める事例が多い。先行研究において、3軸加速度センサを用いたジョギング用膝負荷計測システムの開発を行い、リアルタイムに膝負荷のモニタを行うことで、走行フォーム修正に役立つことを確認した。本研究では、高齢者を対象として歩行時の膝負荷計測実験を行い、高齢者用歩行支援システムの開発を目的とする。本論文では、両膝のセンサから取得したデータから各関節位置を推測し、深度センサの解析結果と比較をしてセンサの精度向上を行う。また、足の甲にセンサを追加し、踵とつま先からの接地時のデータを取得し、膝センサとの比較を行う。

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