5ZD-02
GMMを用いた反復唾液嚥下テスト自動評価システム
○山下大貴(静岡大),古川大輔,村西幸代(君津中央病院),森野智子(静岡県大),黒岩眞吾(千葉大),綱川隆司,西田昌史,西村雅史(静岡大)
近年、嚥下障害が問題となっており、嚥下機能検査が病院等で行われている。検査の効率性、正確性の向上を図るために我々は、嚥下機能検査のうち、3つを自動で測定できるシステムの開発を行った。その中で、反復唾液嚥下テスト(RSST)の正常値は3回以上とされ、1回の誤差が検査結果に影響を及ぼす。しかし、パワーベースのシステムを用いたRSSTの測定結果は、1回の測定において約2回の誤差が生じる結果となった。理由として、音声等の測定に関係ない音、喉を収縮する際に発生する音の誤検出が挙げられる。そこで我々は、誤検出の内容から識別すべき音を抽出し、GMMを用いて検出精度の改善を行ったのでその結果を報告する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会