5ZC-06
視線を用いたマルチユーザVR体験の同期
○石原景太,中島達夫(早大)
様々なVR体験を提供するアプリケーションが登場し,中にはネットワーク通信を用いて複数人に同じVR環境を提供するものも存在する.マルチユーザが同じ空間にいるように感じるためには,互いが何を見ているかなどの振る舞いを同期する必要がある.そこで視線に着目し,頭の向きを同期する手法を提案する.頭の角度ではなく何を見ているかを同期することによって,送受信する情報量を削減して同期ずれに対応しやすくなる他,各ユーザの位置を入れ替えても視線が合わせることが可能となる.実験では3人に共同作業をVR空間で行ってもらい,2つの同期手法を比較した.

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