5ZB-07
違和感検知のための対話的進化計算を用いた映像可聴化
○前原良美,長尾智晴(横浜国大)
近年,感覚や知覚に関する研究が行われており,今まではできなかった新たな体験が可能となった.その中でも,聴覚情報がないものを音で表現する可聴化は注目されている.そこで,我々は監視映像内に存在する違和感の可聴化に着目した.映像を監視し続けることは人の負担が大きいが,映像の違和感を音で表現することができれば,人の負担を軽減できる.本研究では,オプティカルフローの情報をもとにして音を生成する.この際,対話的GAを用いて,生成音が人にとって聴きやすい音かつ違和感を把握できる音になるように音生成ルールを最適化する.実際に被験者に生成音を聴いてもらい,違和感の把握が可能かどうかを検証した.

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