5ZA-09
瞼の影響を考慮した視線計測のための角膜反射領域のモデル化
○松尾良磨,山本倫也(関西学院大),長松 隆(神戸大)
角膜反射法を用いた視線計測装置を利用する場合,眼球と角膜で反射した光(プルキニエ像)をカメラで捉える必要がある.しかし,プルキニエ像を捉えるために頭部を動かす,または,カメラ画像を見ながらカメラや光源の位置を変更する必要がある.このように位置を決定したにも関わらず,注視位置が変わることにより,プルキニエ像が捉えられない場合があり,視線計測が不可能となる場合が多くある.また,これは表情の変化にも同じことが言え,視線計測が不可能となる場合が多い.そこで,本研究では,注視位置やカメラと光源の位置によるプルキニエ像の角膜反射領域のモデル化を行うことでこのような問題の解決にあたる.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会