5X-07
視知覚の場を用いた髪形の評価
○秋山美菜子，村木祐太（阪工大），粟野直之（成蹊大），西尾孝治，小堀研一（阪工大）
人が相手の印象を決める視覚的要素に髪形がある.髪形は顔まわりの印象を大きく左右し,印象を決めるうえで特に重要な要素となる.そこで,視覚的な感性を定量的に表現することができる視知覚の場を用いて髪形を含めた顔の印象を定量化し,客観的な評価の検討を行う.視知覚の場はデジタル画像上の各白画素に対してポテンシャル値を算出することで求める.一般に,卵型はどんな髪形でも似合う理想的な顔型であると言われており,ポテンシャル値の変化が複雑に分布する特徴を持つ.そこで,隣接画素との変化量を特徴量としてそれぞれを比較する.また,視知覚の場における本手法の有意性を示すため,アンケートで心理評価を行う.
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