5V-06
歩車間通信及び歩行者情報を活用した予防安全システムの研究
○萩原健太(電機大)
近年,老年人口の増大から交通事故における高齢者の死亡者割合が増加している.高齢者が事故に巻き込まれやすい理由として,身体機能の低下により回避行動がとれない,接近する自動車に気づけないなどが挙げられる.対策として,交通安全教育や街頭活動,危険な違反の取り締まり等が行われているが,十分とは言えない.
本研究では,自動車と歩行者が接触事故を起こす危険性がある場合に両者へ警告を行う仕組みの提供を目的とし,実現のため,スマートフォンのGPSや各種センサ,歩行者の身体情報を活用した,サーバクライアント型の危険度判定及び衝突推定のための手法を提案する.

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