5U-08
反射光を利用した可視光通信装置の性能評価
○村田拓磨(北九州高専)
可視光通信は光が漏れなければデータの機密性が保たれ、近くの電波との干渉を心配する必要もない。そのため病院や市役所などで個人情報を取り扱う場合も安心した無線通信が期待できる。一方で可視光通信は光が直接受信できなければ通信できず通信可能範囲が狭いという欠点を持つ。本研究では壁からの反射光による受信性能を評価し、部屋内における通信精度及び通信可能範囲の拡大を目指す。本発表では反射光を受信することを前提とした送受信回路の製作、FPGAによる変調と復調を行い、その性能について報告する。

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