5T-08
周辺探索可能なエリアIPフォンによる災害支援適
○小林真透,杉浦彰彦(静岡大)
これまでに,山間部における猟銃事故防止を目的に,エリアIPフォンの適用を検討してきた.本研究ではエリアIPフォンの災害時利用について検討する.災害時は限定された地域における共助的情報の流通は困難であるため,情報共有にエリアIPフォンの機能を付加する.災害時のIPフォン利用を想定する場合,音声品質の維持と,リアルタイム性を保持が必要となる.本研究ではPUSHTALK(議長性発言方式)のVoIPを提案している.UDP通信とTCP通信においてそれぞれPUSHTALK,エリアIPフォンの音声品質と遅延時間の計測を行い,TCP通信でのPUSHTALKが最適であるという結果が得られた.

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