5T-07
アドホック通信を用いた小規模安否確認システムの通知スケジュールの提案
○中井 駿(創価大),清原良三(神奈川工科大),寺島美昭(創価大)
近年,大災害により小規模集落の安否確認がとれないことが問題視されており,災害時にキャリア回線にかわり通信網を迅速に構築できるアドホックネットワークを利用する研究が活発である.本研究では人口約300人の奈良県御所市鴨神と防災センターを対象とした住民の安否情報を集約するためのネットワークを複数のエリアに分割して負荷の集中を回避し,また中継ノードを設置してネットワークの接続性を上げ,端末の安否通知タイミング決定方法を提案する.ネットワークシミュレータns3を用いて課題を検証し,有効性を確認した.

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