5R-07
マーカレスARを用いた通信機器の位置と接続関係の可視化
○今尾秀樹,岡田真実,鈴木秀和(名城大)
IoTやM2Mの普及に伴い,宅内に情報家電をはじめとする通信機器が増加している.今後,通信機器同士が無線通信を行い,様々なサービスを実現すると考えられる.このような場合,通信機器間の接続関係の異常がサービスの不能に繋がってしまうが,ユーザはトラブルの原因を特定するのは困難である.本稿では,マーカレスARを用いて通信機器の設置位置および接続関係を可視化する手法を検討する.Tango対応スマートフォンを用いて室内を撮影することにより,通信機器の位置を特定してARオブジェクトを重畳表示する.ARオブジェクトをタップすることで,その通信機器の接続関係などをネットワークマップで表示することにより,直感的に接続関係を把握する.

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