情報処理学会 第80回全国大会講演要旨

オフィスのレイアウト案を自動生成できる手法の1つとして、対話型
遺伝的アルゴリズムを用いたオフィスレイアウト支援システムが提
案されている。このシステムでは、1つのフロアを複数の部屋に分割
して使用することを想定し、部屋の配置や執務スペースのレイアウト
案の生成を行うこともできる。実際にオフィスのレイアウトを考える
場合には、すでに存在する部屋に対し、どのような用途で使用するか
を決めることが多いと考えられる。しかしながら、このシステムでは
そのようなレイアウト案の生成は行えないという問題がある。
本研究では、対話型遺伝的アルゴリズムを用いたオフィスレイアウト
支援システムにおいて、部屋の割り当て案の生成を行う方法を提案する。