5M-03
自動車購入における検索行動の先行期間を考慮した販売台数の予測
○山口太一(筑波大),角田孝昭(サイバーエージェント),吉田光男(豊橋技科大),津川 翔,山本幹雄(筑波大)
我々はこれまで,月ごとの自動車販売台数を時系列データと捉え,状態空間モデルを適用することで将来の販売台数を予測する研究に取り組んできた.
本研究では販売台数に加え,消費者が情報収集として行う検索行動を数値化した「検索行動量」をモデルに組み込むことで予測精度を向上させている.
自動車に関する検索行動量は販売台数に先行して同様の変動を示す傾向にあり,自動車ごとに適切な先行期間の検索行動量を組み込むことで予測精度向上が期待できる.
しかしこれまでの我々のモデルでは全ての自動車に対し一律の先行期間を設定していた.
本稿ではこのモデルを自動車ごとに適切な先行期間を選択するモデルへ拡張し,評価実験を行った結果について述べる.

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