5M-02
階層的自動グループ構成手法による船舶の位置予測
○工藤理人,長尾智晴(横浜国大)
海運業界では多数の船会社が多数の船舶を運航している.船会社が利益を得るためには,事前に船舶の動向を予測し,素早い経営判断が必要になってくる.本稿では自動グループ構成手法(Automatically Defined Groups; ADG)を用いた船舶の位置予測モデルを構築する.従来のADGに対し,モデルの構造を2段に分けることでより柔軟な表現力と,グループの階層関係の表現を可能とした.また,グループ数が肥大化する問題があるため,一度高精度なモデルを構築した後にグループ数を削減する圧をかけた進化を行うことで,グループ数が小さいかつ高精度な予測モデルの構築を目指す.

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