5K-07
猿の受信信号のラベリングとその確率分布の比較の有意性の検証
○安田善紀(静岡大)
農作物への害獣被害のための研究として、猿に発信機を取り付けその信号を
計測するという実験が行われた。記録された信号強度(RSSI)を用いて、猿の
状態を読み取る手法の検証をする。発信機の信号を受信するために設置された
21箇所の受信機(AP)を次元数とし、RSSIの値を成分とする21次元ベクトルを
受信時間ごとに作成する。ベクトルをクラスタリングした結果のクラスタ番号
をラベルとして各猿の受信時間ごとに再分類し、時間帯ごとの確率分布を各猿
間で比較する。その比較結果から読み取れる情報がが他の研究成果と比較して
有意であるかどうかを調査する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会